株式会社を設立する為には、会社の種類に応じて必ず置かなければならない機関(組織)があります。

ここでは、日本の殆どの会社に当てはまる株式譲渡制限会社で大会社(資本金5億円以上又は負債200億円以上)を除く株式会社の機関設計をご紹介いたします。

*株主総会は、下記のどの機関設計をする場合でも、株式会社である以上、必ずなければなりません。

1.  取締役のみ(一人だけでも可能)

2.  取締役+会計参与

3.  取締役+監査役

4.  取締役+監査役+会計参与

5.  取締役+監査役+会計監査人

6.  取締役+監査役+会計参与+会計監査人

7.  取締役会+監査役

8.  取締役会+監査役+会計参与

9.  取締役会+監査役+会計監査人

10.取締役会+監査役+会計参与+会計監査人

11.取締役会+監査役会

12.取締役会+監査役会+会計参与

13.取締役会+監査役会+会計監査人

14.取締役会+監査役会+会計参与+会計監査人

15.取締役会+3委員会(指名委員会、報酬委員会、監査委員会)+会計監査人

16.取締役会+3委員会(指名委員会、報酬委員会、監査委員会)+会計監査人+会計参与

17.取締役会+会計参与

1の取締役だけと言うパターンが基本であり、最近では最も多い形の組織形態です。

注意すべき点としては、「~会」となっている組織は、必ず構成員を3名以上用意しなければならないということです。

例えば、取締役会であれば、取締役が3名以上いなければなりませんし、監査役会であれば監査役が3名以上いなければなりません。